無我夢中

自由の鳥

衛藤 晃輝(CV:土岐隼一)

八重樫 剣介(CV:山谷祥生)

桜庭 涼太(CV:山下大輝)

藤村 衛(CV:寺島惇太)

通(

とお)りを行(ゆ)き交(か)う人(ひと)の群(む)れに
紛(まぎ)れて鳴(な)く 飛(と)べない鳥(とり)
向(む)かう先(さき)も持(も)たずにいる ひとりぼっち

ささやき声(こえ)に耳(みみ)を凝(こ)らし
名付(なづ)け親(おや)の帰(かえ)りを待(ま)つ
日(ひ)が暮(く)れても朝(あさ)が来(き)ても姿(すがた)はなく

時(とき)が経(た)ち 景色(けしき)も色(いろ)あせ
忘(わす)れかけた夢(ゆめ)は
さあ今(いま) 愛(あい)を

僕(ぼく)らは 振り向(ふりむ)いて 振り向(ふりむ)いて 探(さが)して
どこかで 間違(まちが)って
あなたの心(こころ)に近(ちか)づいて離(はな)れて
いつしか失(な)くなった

ささやかな音(おと) 水(みず)の流(なが)れ
汚(よご)れた傷(きず) 洗(あら)い去(さ)って
冬(ふゆ)を超(こ)えて春(はる)が来(く)れば芽生(めば)えの時(とき)

外(はず)れた道(みち)に 転(ころ)がってた
開(あ)かずの箱(はこ) 鍵(かぎ)はなくて
ふさぎ込(こ)んだ 貝(かい)のように
秘(ひ)めた想(おも)い

空(から)っぽの世界(せかい)に描(えが)いた
強(つよ)がりな未来(みらい)は
Allegro 自由(じゆう)を

僕(ぼく)らは 叫(さけ)んで 叫(さけ)んで 枯(か)らして
最後(さいご)につぶやいて
あの日(ひ)の約束(やくそく)は近(ちか)づいて離(はな)れて
こわれて失(な)くなった

それでも愛(あい)は いのちの足音(あしおと)
永遠(えいえん)を断(た)ち切(き)るんだ
飛(と)べない鳥(とり)に 魅(み)せられた星(ほし)は
やさしく微笑(ほほえ)むから

僕(ぼく)らは 振り向(ふりむ)いて 振り向(ふりむ)いて 探(さが)して
どこかで つまずいても
あなたの心(こころ)に 羽(は)ばたいて行(ゆ)くから　
いつかは 届(とど)くさ
今(いま)でも 間に合(まにあ)うさ